史跡めぐりの魅力
家族で共通の趣味を楽しみたいという人におすすめなのが、「史跡めぐり」です。
史跡めぐりをするために家族みんなで旅行をすれば、思い出になるいい時間を過ごすことができますし、日本の歴史に対する興味や知識を深めることもできます。
実際に史跡を訪れることで、これまでに教科書や本で学んだ歴史を実感として感じることができ、歴史に対する理解も深まるでしょう。
史跡は地域や国の文化や伝統が色濃く残っている場所ですから、現地を訪れることによって、古代から続く文化や風習を肌で感じることができます。
ガイドツアーや博物館の担当者の説明を通じて、他の訪問者と知識を共有したり、歴史に興味を持つ仲間と交流したりする機会が得られます。
また、美しい史跡や風景を写真に撮って保存する、旅の記録を残すといった楽しみもあります。
写真を振り返ることで、訪れた時の感動を再び味わうこともできます。
史跡めぐりの始め方
史跡めぐりを始めるためには、テーマをひとつに絞ることが大切です。
史跡とひと口に言っても、お城や神社・仏閣、記念碑・モニュメントなど、いくつもの種類があります。
この中からテーマをひとつ決めて順番にめぐっていけば、趣味に関連性が出てきますし、あちこちの史跡を比較検討することもできます。
子供たちにとっては日本の歴史を紐解くいい手がかりともなりますので、慎重にテーマを決め、意義のある史跡めぐりを楽しみましょう。
まず最初に興味のあるテーマや歴史を決めたら、インターネットなどで情報を収集します。
図書館の本やガイドブックなども参考になるので、最大限に活用して行きたい場所をリストアップしましょう。
行きたい史跡が遠い場所にある場合には、宿泊の予定を組んでスケジュールを立てます。
博物館や史跡などは定休日もありますので、あらかじめ日時をチェックし、効率よく回れるようなルートを作成するのが重要です。
史跡の入場券は、オンラインで入手できるところも多いので、出発前に購入しておくのもいいかもしれません。
宿泊施設や公共の交通機関は、早めに予約をしておくことも忘れないようにしましょう。
史跡めぐりに出発する際には、スマートフォンやカメラ、メモ帳、ペンなどを用意する他に、歩きやすい服装や滑りにくくて疲れない靴も準備しましょう。
史跡めぐりを楽しむポイント
史跡めぐりを楽しむためには、時間的にゆとりのあるスケジュールを立てることが何よりも大切です。
短い時間であれもこれも見学しようとすると、移動時間の誤差などで無理が生じてしまうことが多いので、できるだけゆったりとしたスケジュールを立てなければなりません。
史跡めぐりはあくまでもひとつの目的であって、何が何でもこなさなければならない義務ではないことを頭に入れておくといいでしょう。