観葉植物を育てる

一番大切なのは愛情

室内で育てるのが一般的な観葉植物は、毎日水をあげる必要はありません。
土の部分が乾いたらたっぷりと水をあげ、受け水には水がたまらないようにするのが大切です。
艶やかな葉を保ち、害虫が寄り付くのを防ぐため、霧吹きで出来れば毎日水をあげる(葉水)のも大事なポイントです。

観葉植物が枯れてしまう原因の一つに温度の調整が出来ていない事が挙げられます。
観葉植物は主に温かいところに生息している植物なので、寒さに耐えられずに枯れてしまう場合があります。
温度だけでなく湿度管理も大切で、エアコンの風が直接当たる場所に置いてしまうと葉が乾燥して枯れてしまう事もありますので注意が必要です。

また、光と風も観葉植物にとっては重要な要素です。
種類によっては、日陰を好むものもありますが、その場合でも時々は日の光に当ててあげる事が大切です。
こまめに日光に当てていても、部屋を締め切って空気の流れが出来ないような空間では、葉を落としたり害虫が寄ってくる原因になってしまいます。
仕事で1日家を空ける日でも、朝晩の換気を忘れないようにしましょう。

こういった日々のケアが観葉植物を元気に育てるために必要となってきますから、植物に対する愛情がないと続けられません。
毎日「今日も元気に頑張ろうね!」「かわいいね!」などと声をかけると、葉は生き生きとし、部屋にもエネルギーを与えてくれるようになります。
ペットのお世話など、マメにケアするのが得意な人には向いているでしょう。

初心者向けの観葉植物

ガジュマルは丈夫で育てやすい観葉植物です。
生命力の強いガジュマルは、剪定しても数週間後にはすぐに葉が生えてきます。
「多幸の木」とも呼ばれており、精霊が宿っているという説もあります。
風水では運気や金運アップの効果もあるとされていて、ギフトとして贈っても喜ばれる植物です。

モンステラは、大きく緑が濃い葉を持ち、成長するにつれて葉に切り込みが入ったり穴が開くのが特徴的で、インテリアとしても人気があります。
基本的には水を好む植物ですが、大きく成長すると乾燥にも強くなる力強い植物です。
ハワイでは神聖な植物とされており、魔除けのパワーもあると言われています。
日当たりの良くない部屋でも育てる事が出来ます。

パキラは、乾燥や寒さ、日陰にも強い丈夫な植物で、手を広げたような形をした葉が特徴で、成長すると高さが20m程になるものもあります。
「マネーツリー」と呼ばれる事もあり、金運を上げる効果もあると言われており、贈り物としても喜ばれます。
環境に順応しやすいので初心者でも育てやすいですが、原産地では熱帯や日当たりの良い場所に生息しているので、冬は暖かいところに置いてあげましょう。

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