サウナ

サウナの魅力

近年、サウナを楽しむ人が増えてきています。
サウナの発祥地はフィンランドで、2000年以上前から、湖畔や河川のすぐ近くに建てられたスモークサウナが実践されていたと言われています。
日本では、以前はサウナと言うとホテルのスパなどごく一部の施設に限られていましたが、最近ではあちこちでサウナを楽しむことができるようになっています。

サウナには、大きく分けて「ミストタイプ(スチームサウナ)」と「ドライタイプ(乾式サウナ)」の2つの種類があります。
ドライタイプは80〜100℃と非常に高温であるにもかかわらず、湿度が低いためそれほどの暑さを感じません。
ドライタイプはフィンランド式サウナとも呼ばれていて、サウナストーブに置かれた石に水をかけて蒸気を発生させ、湿度を調整します。

一方のミストタイプは、温度は40〜50℃前後で、湿度が高いため体感温度が高いのが特徴です。
いずれのサウナも、大量の汗をかくことによって老廃物の排出を促す効果があります。
高温により血管が拡張し、血流が良くなるだけではなく、筋肉の緊張がほぐれてストレス解消に繋がります。
また、体温が上がることによって免疫力も強化されるとされています。
サウナに携帯などの精密機械は持ち込めませんから、デジタルデトックスの効果が高いのもの大きなメリットです。

サウナの始め方

サウナに入る前に、まずシャワーを浴びて体を清潔にしましょう。
次に8〜12分程度サウナ室に入りますが、体調に合わせて、決して無理をしないことが重要です。
サウナを出た後は、冷水浴や外気浴で体を冷やします。
十分に休憩を取りながら、以上のプロセスを数回繰り返します。

サウナは密閉された空間ですので、コロナ感染のリスクのことも考え、室内では喋らないようにしましょう。
それから体調が悪いとき、あるいはアルコールを摂取している場合はサウナは避けましょう。
水分補給をしっかりと行うことも大切です。

サウナ初心者でも、気軽に始められる場所としておすすめなのは、東京都大田区仲六郷にある「COCOFUROたかの湯」です。
こちらはリニューアルしたばかりのデザイナーズ銭湯で、リーズナブルな料金でサウナが楽しめます。
墨田区江東橋にある「スパ&カプセル・ニューウィング」も利用しやすいサウナで、24時間いつでも好きな時にチェックインができます。
スカイツリーにも近いロケーションなので、サウナの後は心地よい散歩を楽しむのもいいものです。

サウナを楽しむポイント

サウナは、本場フィンランドでは一種の社交場としての役割を果たしています。
家族や友人と会話を楽しむ場としても活用されており、フィンランドのサウナはユネスコ無形文化遺産にも登録されているほどです。
日頃のストレスを解放し、リラックスしたい人は週に2〜3回通うのがおすすめです。

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