教養としても役立つ利き酒
お酒はただ飲んでも楽しめますが、趣味として深めていくこともできます。
知識を身につけるといつも飲んでいるお酒もより一層感じられるようになりますし、飲みの席でも盛り上がること間違いなしです。
お酒を趣味とする方法の一つに利き酒があります。
利き酒の知識や経験を深めていけば教養を身につけられるとともに、人脈作りでも生かせるのはもちろんのこと自分自身もお酒を飲むことがより一層楽しめるのでぜひ挑戦してみましょう。
利き酒を趣味にすることにはどんなメリットがあるか
利き酒を趣味にすることのメリットはお酒が好きな人にとっては興味関心のある分野であるためどんどんと知識が身につけられる点があります。
好きなものを趣味とするので魅力や楽しさも分かったうえで始められるので知識が身に付きやすいです。
日本のお酒の勉強をすれば、日本の歴史や文化を知るきっかけにもなります。
覚えた知識をお酒の席で披露すれば盛り上がりますし、より一層楽しめるのも魅力です。
周囲の人にも知識や教養があると思ってもらえます。
ビジネスマンであれば接待の席で知識を披露することで新たなビジネスチャンスを得ることもあるので知っておいて損はありません。
ただしデメリットもあります。
まずはお金がかかる点です。
実際にお酒を飲んでみないとわからないことばかりなので、お酒を調達する費用が掛かってしまいます。
お金がかかること以外には目立ったデメリットはありません。
人によっては家族に共感してもらえなかったり、気軽に一緒に楽しんでくれる仲間が見つけられなかったりすることもありますが、一人でも十分楽しめる趣味です。
利き酒を始めよう
利き酒の始め方はたったの3ステップです。
最初からプロのような本格的な見極めはできなくても構いません。
ちょっとずつコツを身につけていきましょう。
最初に確認するのは色です。
お酒が注がれたときの色が無色であればろ過されており、色がついていればろ過されていません。
ろ過されているかどうかで味に違いが出るので試飲前に味のイメージができます。
次に確認するのが香りです。
お酒によって香りが全く違います。
慣れてきて余裕が出てきたら香りと色をセットで覚えておくとお酒の知識として役立てられますし、人にお酒の説明をする時に役立ち便利です。
色と香りを確認したらついに試飲をします。
このとき、ただぐびぐびと飲むのではありません。
3段階に分けて飲んでいきます。
まずは大さじ1杯ほど口に含んで下で転がしてお酒の様子をチェックしていきましょう。
転がすうちに味が変わることもあるので転がしているときの様子も確認してくとより良いです。
確認が終わったら口にお酒を入れたまま空気を吸い、最後に飲み込みます。
この手順を踏んで飲むとお酒の情報が一通り確認できるのです。