囲碁

ルール

囲碁は囲碁盤を使用し、縦横に19の線が引かれています。
この19の線の交差する部分に黒石と白石を置いていきます。
対戦するときは、自分が黒石か白石のどちらを使うかを決め、相手は残った方の石を使います。
そして先攻後攻を決めて、相手と自分が交互に石を置いていきます。
石を置くときは将棋などとは違い、線が交差している部分に置いていきます。
そして一度石を置いたら動かすことは出来ず、動かすと負けとなります。

道具としては囲碁の盤面の碁盤、白石と黒石の碁石を使います。
碁盤は木で出来ているものが多く、脚付きのもの脚なしのものなどいくつかあります。
碁盤を収納する器を碁笥と言い、これは使っても使わなくても良いですが、普通はこれに碁石を入れて対戦します。
公式の対戦ではそれぞれに持ち時間が与えられ、時間が無くなると負けですが、素人の対戦では時間を決めずにやることが多いです。

囲碁は中指と人差し指で挟んで打つのが、きれいな打ち方であり、その打ち方を覚えるようにすると良いです。
綺麗な囲碁の打ち方を出来る人ほど、実力もそれにともないます。
打つときは適度に力を入れて、あまり打ったときに盤面に叩きつけるようにするのはほどほどにしましょう。
将棋と違い、囲碁には待ったは通常は通用しませんので、待ったはしないようにしましょう。

囲碁の勝ち負け

囲碁では相手の石を取ったり王の石はありません。
陣取りゲームであり、如何に多くの陣地を確保できるかで勝負します。
そして囲碁の特色として、相手の石を自分の碁石で囲めば、その相手の石を取り除くことが出来ます。
上下左右4カ所で囲めば取り除けます。

そして勝負を進めていく場合は、それぞれお互いの石で、壁のように陣地を作っていきます。
ただし相手も陣地を作ろうと、自分の陣地の予定場所などに石を置くことがあるので、それを考えながら勝負を進めてきます。
そして勝負を進めて、おおよそ白と黒の陣地が出来上がったら、そこで勝負ストップで、白と黒の陣地を数えて、多い方が勝ちとなります。

陣地が出来上がれば、そこに自分の石を置いて、敵の陣地の石をすべて取り除けば良いと考えるかもしれませんが、一度陣地が出来れば、そこは包囲網が出来ているので、自分の碁石を置いて攻めても、囲まれて取られるだけなので無駄になります。
そのようなことをすると、相手が陣地を広げるだけなので、止めた方が良いでしょう。

勝負の中では、相手の碁石に囲まれているような場所で、自分の碁石を打つと取られるのが確定しているような場所には打つことは出来ません。
しかしそような場所にはつなぎとして、相手は打つことは出来ます。
これは敵と自分が逆の場合でも同じです。

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