コーフボールとは
コーフボール(korf ball)というのは、オランダで1902年に誕生したスポーツです。
コーフというのはオランダ語でバスケットのことで、現在では国際オリンピック委員会の承認競技にもなっています。
1920年にはアントワープで、そして1928年にはアムステルダムで夏季オリンピックの公開競技としても実施されました。
コーフボールは男女混合でプレイするのが大きな特徴で、1チームは男女4人ずつの計8人で構成されています。
バスケットボールによく似ていますが、ドリブルは禁止されています。
バスケットには直径40cmのプラスチック製のリングが使用されており、ポールの長さは3.5mです。
日本ではまだまだマイナーなスポーツとはいえ、2019年の世界選手権では初勝利を得るなど、急速に人気が出てきているスポーツのひとつです。
日本コーフボール協会とは
日本には「一般社団法人 日本コーフボール協会」があり、コーフボールの普及に努めています。
協会が発足したのは1991年のことで、1999年には世界選手権に初出場しています。
その時の順位は世界第12位、2019年の世界選手権では初勝利をおさめています。
2019年時点での日本の世界ランキングは、16位となっています。
日本コーフボール協会のホームページには各種イベントや大会のスケジュールが掲載されていますので、興味のある人はチェックしてみましょう。
コーフボールのメリットは、子どもから大人まで楽しめることにあります。
ドリブルが禁止でパスがメインの動きとなるので、状況をよく判断して体を動かす習慣が身につきます。
コーフボールを始めるには
コーフボールをやっている人は少ないため、「どうやって始めたらいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
国内にはコーフボールのクラブがいくつかありますので、まずは最寄りのクラブに相談してみるのが一番です。
日本コーフボール協会に正式に加盟しているクラブは、「コーフボールクラブ東京」「大阪Mozzu」「横浜CELESTE」「千葉RAYS」「岡山県コーフボール協会」「コーフボールクラブ埼玉」の6箇所です。
この他に、未加盟クラブが「石川SUPERWOLF」「Gverle長崎」「名古屋WILLOWS」「VICUSコーフボール杉並」「Kochi Riverside Family」の5箇所あります。
コーフボールクラブ東京は小平市を拠点に2004年から活動を展開しており、日本選手権で6連覇中です。
メンバーも募集しており、体験希望者も常時受け付けていますので、コーフボールを始めてみたいという人は問い合わせてみましょう。
スポーツの経験がなくても、クラブに参加することができます。