実はたくさんあるサイクルイベントの種類
サイクルイベントには、ざっくり分けてレース系とロングライド系の2つの分野があります。
レース系はスピードを競うイベントで、険しい山道をどれだけ速く走れるかを競う「ヒルクライム」や、舗装された道路を走る速さを競う「ロードレース」、決められた時間で周回コースを何回回れるかを競う「エンデューロ」などがあります。
ロングライド系は決められた時間内に完走する事を目的とするもので、山道が含まれた道を走る「グランフォンド」や、160kmを8時間で走る事を目標とする「センチュリーライド」、制限時間内に長距離(主に200km、300km、400km、600km)を走り切れるかを競う「ブルべ」などがあります。
レース系のイベントに参加するには、集団走行のマナーやスキルを身に付けている必要がありますので、初心者の方はロングライド系が向いているでしょう。
一人でロードバイクに乗っていると、つい同じ道ばかり通ってしまいマンネリ化しがちですので、定期的にイベントに参加してモチベーションを保つのが良いでしょう。
初心者向けサイクルイベント
多くのサイクルイベントには、初心者向けに短距離で高低差の少ないコースが準備されています。
100km以上の距離を走るロングライドには、コース上に地元の名産品が楽しめるエイドステーションが用意されていたり、綺麗な景色も楽しむ事が出来ます。
例えば栃木県宇都宮市で開催される「うつのみやサイクルピクニック」では、初級者から上級者まで楽しめるコースが用意されています。
子供や家族での参加者向けの15kmコースや、中級車向けの60kmコース、上級者向けの山登りを含めた100kmコースなどがあります。
エイドステーションでは、宇都宮餃子やとちおとめなど栃木の名産品が楽しめます。
サイクルイベントへの参加が全くの初心者で、いきなりの参加に自信がない場合、グループライドというレベルに応じた壮行会がありますので、まずはそちらに参加してみるのも良いでしょう。
サイクルイベントに参加するには?
サイクルイベントを探すには、自転車ショップのホームページや「スポエンCYCLE」というサイトで参加してみたいと思えるイベントを探してみましょう。
もし参加したいイベントが決まっているのであれば、参加するイベントの公式サイトから応募してください。
人気のイベントの場合、数日で応募締め切りとなってしまう事も多いので、気になるイベントの情報は逐一チェックしておきましょう。
参加するイベントを見つけて、そのイベントへの参加を目標として、日々サイクル技術を磨く事で自転車ライフを満喫出来るでしょう。