リバーカヤックについて
カヤックは知っての通り川を下る乗り物ですが、初めての方なら流れの緩やかなところで乗ってみるのが良いでしょう。
とは言っても、自分でカヤックを買って乗るというのは大変なので、初心者用の練習クラスやスクールに行ってみると良いです。
初級クラスだと、流れのないところで基本をマスターします。
また体験コースもあるので、それに参加しても良いでしょう。
必要なのは、前に進むことと、左右に曲がることと、停止することを覚えれば、初心者でも十分に川下りが出来ます。
右に曲がるときは左側を漕ぎ、ストップするときはパドルのブレードを水面に入れる、などカヤックの漕ぎ方の基本はマスターしやすいです。
川なら流れに乗る前に偵察も出来、激しい流れがあれば回り道も出来ます。
一般的には上流よりも下流の方が流れが緩やかなので、初心者が練習するなら下流がいいでしょう。
少し覚えたなら、ツーリングカヤックのような景色を楽しむような流れが安全で楽しいです。
基本が出来て初めて本格的に川に出るなら、まずは流れの緩やかなところが良いでしょう。
流れが緩やかでも、漕がなくても自然とカヤックが進んでいき、どんどん景色が変わるので楽しく、危ない箇所もわかりやすく避けやすいという利点があります。
急に無理して濁流や激しい流れの中を漕ぐと、事故を起こしてしまうので、初心者は自分のレベルにあった川を選びましょう。
カヤックのついでにキャンプなどもすることも可能です。
練習
まずは初心者クラスで練習してみましょう。
以下のようなことを練習します。
・基本ストローク
体の仕組みをふまえ、フォームを覚えます。
体幹を使うと楽な姿勢で少しの動きで大きな力が出せ、基本のフォームは怪我や故障も防ぎます。
水をキャッチ、カヤックの真ん中に乗るなど基本的なこともします。
・流れを読む
川の流れを読むことによって、安全なルートを探し、カヤックを安定させて進ませます。
水の流れのみならず、ボイルなど注意しないとわからないような水の動きも読んで、カヤックを動かせられるようにします。
・カヤックの動かし方
水の動きや特性を知って、それによりカヤックを失敗無く動かせられるようにします。
イメージトレーニングも必要であり、水の流れでどのようにカヤックが動くかを予想します。
初心者はこのような、カヤックを動かすことや水の流れを読むことなどの基本を練習しましょう。
そして基本が出来るようになったら、さらに上級レベルを目指すのも良いです。
さらに上を目指すなら、パドリングやロールの練習となります。
激しい流れの中でもしっかりと漕いでカヤックを安定させる、もしもひっくり返った場合はロールで起き上がるような練習になります。